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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「蝶の舌」(2010/07/11)

1999年公開のスペイン映画「蝶の舌」を何年かぶりに見ました。
DVDはもう生産されてないようですが、まだ品は出回っているようです。
スペイン内戦も知らないような学生時代に見て非常にショックを受け、
以来重くてなかなか見る事が出来ませんでしたがやはり凄い名作です。

ストーリーとしては、スペインを舞台に少年と学校の先生の交流が描かれます。
しかし、スペイン人を共和国派、民族主義派に二分し大きな犠牲をだしたスペイン内戦が
迫ってきて二人の運命を決定付けます。

この先生が凄く良いです。
 
 "ベッドも 鏡も 何もかもむなしい物だ 要するに人間すべて孤独だ"
 "あの世に地獄などない 憎しみや残酷さ それが地獄のもとになる 人間が地獄を作るのだ"

上記のような映画中に現れる先生の考え方は普遍的で共感してしまいます。
生徒に世界の理、楽しさ、美しさを教えようとする姿勢は教師として一人の大人として素晴らしいです。

また、少年の視点から捉えた日常の様子は瑞々しいです。
一人一人の人物を丁寧に描いた日常描写はどのシーンもすばらしいです。

それだけにラストの先生と少年の別れはショッキングです。
昔見た時はスペイン内戦なんて分かっていなかったですが、
この世の中で実際に映画のようなことが起きた事や
今まで仲が良かった人がこのような形で別れなければならない事があるということにショックを受けました。
そして、それをきっかけにして戦争映画を見たり、軍事や歴史を調べたりするようになりました。

戦争とは何かスペイン内戦とは何だったのかが少しはわかるようになった今見ても
やはりこの映画はすばらしかったです。




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  1. 2010/07/11(日) 20:16:14|
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