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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「カティン」(2010/05/23)

09/09/13

映画「カティン」を動画サイトで見ました。
カティン(カチン)の森事件を題材にしたポーランドの映画で日本では公開されていないようです。

カティンの森事件は、ソ連がポーランドの将校や民間人数千人を射殺した事件です。
ナチスドイツがポーランドを攻めて第二次世界大戦が始まりましたが、同時にドイツと協定を結んでいたソ連もポーランドに攻め込みました。
ソ連は武装解除したポーランド軍の将校や民間人をカティンというところの近くの森まで連れて行き射殺しました。

この映画ではカティンに連れて行かれたある将校と帰りを待つ家族の姿を描いています。
ドイツの占領時から戦後のソ連占領下の時代までを描いており、
カティンの森事件がドイツ、ソ連のプロパガンダに利用される様子がわかりました。
(ソ連はドイツの仕業だと宣伝したようです。)
また、ソ連がやったことはわかっていても占領下のため口をつぐむ他なかったポーランド人、歴史に翻弄されるポーランドの悲哀を感じました。

この映画の監督の父親もカティンの森事件の被害者らしいです。
民族のトラウマを描いた良作だと思います。
日本でもDVDを出して欲しいです。



10/5/23追記

DVD買って再度見ました。
DVDの解説で登場人物の相関関係が書いてあってやっと誰が誰と関係しているかわかりました。
アンジェイと大将以外の関係をよくわかってなかったです。
カティンで虐殺された将校4人の関係者が出てくるんで人物関係がわかりにくいです。

それにしても、将校達がクリスマスに歌ってる歌って何の歌なんでしょうね。
印象的な場面ですが、賛美歌でしょうか?

改めて見ると、最後の場面で将校(大将)にベルトを外させるのってどんな意味があるんだろうかと疑問に思いました。
体に何か隠しにくくさせるためなどの捕虜としての一般的な扱いかなんかなんでしょうか?
大将はその後に床についた血を見て自分の運命を悟ってるようだったので虐殺のためにしたことではないのかなと思います。
兄のお墓作った妹も捕まってベルト外されてましたね。

ポーランドは先日、カティンの森事件の式典に参加する大統領などの要人が乗った飛行機が落ちて、全員が亡くなるという悼ましい事故がありました。
暗い運命というものを感じますが、今までの歴史を耐えてきたポーランドはこの事故も乗り越えていくのでしょう。



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  1. 2010/05/23(日) 15:45:35|
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