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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「バリーリンドン」(2008/09/21)



1975年のアメリカ映画「バリー・リンドン」を見ました。
日本人にはなじみの薄い18世紀のヨーロッパを描いた作品で、主人公がパッとしないので一般受けは悪そうです。
しかし、18世紀の再現した様子は見事で、映画史に残る作品の一つだと思います。
この作品を見ることができて良かったです。

■ストーリー

18世紀のヨーロッパが舞台です。
主人公はアイルランドの平民のバリー・リンドンです。
物語の前半は、バリー・リンドンが7年戦争に参加し、その後に貴族の富を得るまでが描かれます。
後半は、バリー・リンドンが得た富を失っていく様が描かれます。

バリー・リンドンはあまり好きになれない性格ですが、どことなく憎めないです。
良いところも悪いところもある人間をよく描けていると思います。
バリー・リンドンの一生は決して良いとは言えませんが、味わい深いですね。

■監督

監督は映画「フルメタルジャケット」を作ったスタンリー・キューブリックだそうです。
完璧主義者で、見事に18世紀の様子を再現しているそうです。
アメリカの監督にしては、良い意味でアメリカらしくない作品を作りますね。

■映像

NASAのために開発されたレンズを使ったというだけあって映像は奇麗です。
室内が照明なしの室内光と自然光だけで凄く明るく奇麗に撮られています。
普通は明るい部分が強烈に白くなって他が暗くなるのに凄いですね。
また、野外の風景にしても美しく撮られています。
個人的には18世紀のヨーロッパの古い街並や自然の風景、室内の様子を見ているだけでけっこう満足できてしまいます。

■当時の風俗

バリー・リンドンが平民から貴族にまでなるので両者の生活が見れて良いです。
貴族が白塗りで付けボクロをしている様子なんか印象深いです。
また、娯楽が少ないせいかみんなトランプや博打ばかりしてますね。

■当時の戦争

映画では規模が小さいながらも当時の7年戦争での戦闘の様子が描かれます。
特に大英帝国軍とフランス王国軍の戦いが印象的です。
鮮やかな赤服の大英帝国軍の横隊が、「英国擲弾兵」の行進曲にのって敵との距離をひたすら歩いて詰めていき、フランス王国軍の一斉射撃を浴びてバタバタと倒れていくという戦いです。
要するに命中精度・射程距離・連射性が悪いマスケット銃を集中運用する戦術のために横隊を乱せないのでしょうね。

最近この頃の戦いがどうであるかがわかってきて、第一次世界大戦でいかに歴史が動いたかがわかってきました。
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  1. 2008/09/21(日) 21:35:46|
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