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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

書籍「カラシニコフ」(2008/09/12)



書籍「カラシニコフ」読みました。
おもしろくて一気に読んでしまいました。
世界で最も量産され、紛争地帯で用いられているカラシニコフ銃(AK)について書かれた本です。
それとともに、AKが出回っているアフリカのことを書いており、アフリカの現状がわかります。


しょっぱなから、さらわれレイプされて、AKを使う訓練で兵士にさせられ、最前線に盾代わりとして立たされる子供の話が出てきて気が滅入ります。
他にも、7人の傭兵がつかないと外国人がろくに街を歩けない街の話なんかも印象的です。
国によって個人の権利が保証されない"失敗した国家"での生活というものは恐ろしいものですね。

書籍「新書アフリカ史」でもありましたが、"失敗した国家"に援助を行うのは無駄なようですね。
本では"失敗した国家"でNGOが腐敗した役人にたかられる例が紹介されています。

"失敗した国家"の判断基準が、軍、警察、教師に給料を払わない国であるというのはなるほどと納得しました。
たしかにその職の人が十分に給料を得られず、職務を放棄すると社会が成り立ちませんね。
日本だとあまり意識しませんが、国の最も重要な部分は治安と教育であるということがよくわかります。


AK自体や開発者のカラシニコフの話は割合少ないですがおもしろいです。
AKの開発の話は物作りでの成功例として興味深いです。

あと悲惨な話ばかりでなく、希望の芽が出つつある例としてソマリランドが紹介されています。
内戦が続くソマリアで、争いを嫌い伝統的な社会体制に基づいた秩序作りを行い始めたソマリランドの話は興味深いです。
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  1. 2008/09/12(金) 21:39:59|
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