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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

STLPort-5.1.5のVC++6.0への導入(2008/07/13)

■概要

 VisualC++2005付属のSTLが、ディアルコアCPUでスレッドセーフじゃないというのを小耳にはさんだので(真偽・詳細不明)、スレッドセーフをうたうSTLPortの導入を検討してみました。
 その時のSTLPort導入手順をこの記事にメモしておきます。

■STLPort

 STLPortは、C++のSTLライブラリを実装したフリーなライブラリだそうです。
 ライセンスを含めた詳細はこちらに情報があるようです。

■導入環境

 OS : Windows2000
 コンパイラ : Visual C++ 6.0 SPなし
 コンパイラインストール先 : デフォルト(C:\Program Files)
 STLPortバージョン : 5.1.5
 STLPortインストール先 : c:\lib
 Boostライブラリパス : C:\lib\boost_1_35_0

■導入手順

 1. こちらからSTLPortをダウンロード(STLport-5.1.5.zip)

 2. ダウンロードしたファイルをインストール先に解凍

 3. コマンドプロンプトで解凍したフォルダのbuild\libに移動
  例:cd C:\lib\STLport-5.1.5\build\lib

 4. Visual C++ 6.0の環境変数設定
  例:"C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\VC98\bin\VCVARS32.BAT"

 5. configureの実行
  例:configure -c msvc6 --use-boost C:\lib\boost_1_35_0

 6. makeの実行
  例:nmake /fmsvc.mak

 7. インストール完了
  例:nmake /fmsvc.mak install

 8. Visual C++ 6.0を起動
  [ツール] → [オプション] → [ディレクトリ]タブ選択 → [表示するディレクトリ]に[インクルードファイル]を選択
  STLPortのインクルードファイルフォルダ(例:C:\lib\STLPort-5.1.5\stlport)を追加して先頭に移動させる。

 9. 同じく[ディレクトリ]タブで、[表示するディレクトリ]に[ライブラリファイル]を選択
  STLPortのインクルードファイルフォルダ(例:C:\lib\STLPort-5.1.5\lib)を追加して先頭に移動させる。

 10. Microsoft Platform SDKを使用する場合は、user_config.hの中にある以下の定義をコメントを外して有効にする。
  #define _STLP_NEW_PLATFORM_SDK 1
  
  user_config.hはstlport\stl\config\フォルダに存在する。
  例:C:\lib\STLport-5.1.5\stlport\stl\config\user_config.h

■補足

 導入直後LNK2001でエラーになってましたが、再起動などをしていたらいつのまにか直ってました。
 原因はわかってません。
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  1. 2008/07/13(日) 10:52:15|
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