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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「茶の味」(2005/08/09)




映画「茶の味」を見た。田舎の一家の非日常的な日常を描いた作品だった。
田舎の自然を美しく撮っている。
映像がとても綺麗だ。

話は変であるが、地味なので、最初あまりおもしろいと思わなかったのだが、
少年の若さの爆発、山よの歌、アニメ、爺の残したパラパラアニメの部分で
凄い気に入ってしまった。
これだけのためにDVDが欲しくなってしまった。
変だがおもしろい作品だった。





05/10/04追記

結局DVDを買ってしまった。
正直前に見たときはしょぼいテレビで音声が小さく、
しかもこの作品は結構ボソボソ喋る話が多いので
音声が良く聞こえていなかった。
でも、DVDで話をじっくり聞いてよく見るともっとおもしろかった。

この作品は、明確に笑い所を明示しない。
また、それぞれの場面の境目は適当にぶった切った感じである。
しかし、それだからこそ、変な話であるのだが、
日常であるということを強く感じる。

映画として見やすく表現を強調していないので、
面白くない人はまったく面白くない作品だと思う。

上の様に面白くない人はまったく面白くないのではと書いたが、
誰にでも必ず共感できるところがあるのではないかと思う。
日常感じる感覚を強調している作品だと思う。
そして、それができた製作者の感性に感心する。

前にも書いたがやっぱり少年が好きだ。
恋のエネルギーの発散の仕方がとても良い。
微笑ましく見ていたい奴である。
私は少年の行動に強く共感するところがある。

DVDは買って正解だった。
これは、何回も好きな時に見返したい作品だ。




05/11/01追記
4度目を見てしまった。やはり良い。
以下ネタバレあり

巨大な自分自身とは、あの少女の頃に起きる心と体の剥離
の感じを表現していると思う。
あの頃は身体的にも体は急激に成長していき、
神経が末端まで届かず、体が思い通りに動きにくいと思う。
また、自分が世界の中心にいないことがわかってきて、
世界と自分との折り合いをつけていかなければいけない。
そのように、あの巨大な自分自身とは、誇大化した自我
を表していると思う。
そして、それが逆上がりができて、
うまくいかなかった困難を克服できたことにより、
世界との同調がとれ、自分が定まったという表現だと思う。

ひまわりは、おじいちゃんのパラパラ漫画に乗っていたものや、
放送事故の映像で少女とともにでてくるひまわりだろうか。
両方ともその場面での少女は楽しそうであるので、
それからくる喜びの表現だろうか。

特典映像の舞台挨拶をみると「茶の味」には明確なテーマはないそうである。
確かにそうだろう。論理的にわかるのではく、感性で感じる部分が多いと思う。

この作品は本当に茶の間の食事や、学校のシーンをリアルに感じさせると思う。
ただ単に撮っているのではなく、生活の一部を強調し表現して
わかりやすくし、”リアル”に感じさせる。
そのリアルさから懐かしさを感じるような学生生活の部分が
特に自分にとっては好きである。

家族の描き方にしても、不信な行動をしている女の子を
みんなが気にして心配していながら、信用してある程度ほっておいている様子や、
おじいちゃんが残したパラパラ漫画からおじいちゃんが家族全員をしっかり
よく見ていたことがわかるところなどが好きだ。
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  1. 2005/08/09(火) 19:32:33|
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オフィシャルサイト → 茶の味山間の小さな町に暮らす春野家の人々。彼らはそれぞれ悩みを抱え悶々としていた。内気な高校生の長男・一は恋に悩み、小学校に入学したての妹・幸子は時折ふと現われる巨大な自分の分身に困惑している。母・美子は子育てが一段落したことでアニ
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