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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「ルワンダの涙」(2007/11/11)



イギリス・ドイツ合作映画「ルワンダの涙」を見ました。
ルワンダでのフツ族によるツチ族の大虐殺を描いています。
この虐殺の時に国連軍がいたのですが、国際社会と国連はルワンダを見捨て虐殺は黙認されました。

この映画では、学校に駐留する国連軍がツチ族の難民を見捨てて去ったために、
学校に残った難民が皆殺しにされたという実際のエピソードを元に作られています。

最初にルワンダの人が普通に生活している様子が描かれるだけに、
虐殺が始まった時に殺す側と殺される側にわかれるということが恐いです。
普通に生活していた人が笑いながら他人をゴキブリと言ってののしり、
ナタを振るうことができるということが恐怖です。
相手を攻撃するための大義名分と無知は人間にろくなことをさせないですね。

この映画では何もしなかった西欧社会への痛烈な自己批判が描かれていると思います。
何も出来ない国連軍の隊長が、祖父母がナチスからユダヤ人を救ったことを誇りにしていると語る場面や、
BBCの記者が、アフリカ人の死に涙が出ないと語る場面が印象的です。
また、主役として西欧社会の基であるキリスト教の神父を描くことで、
西欧社会とアフリカの関わりを象徴していると思います。

この映画には実際に学校での虐殺を免れた人が関わっているそうです。
映画の最後で、その人たちが写真で紹介されているのですが、
紹介文を見ると全員が親兄弟親戚を殺されています。
でも、写真に写っているその人たちはみんな凄く良い笑顔なんです。
その笑顔が強く心に残りました。
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  1. 2007/11/11(日) 18:43:02|
  2. 映像作品感想
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