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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「ブルーマックス」(2007/11/03)



1966年のアメリカ映画「ブルーマックス」を見ました。
第一次世界大戦で、あるドイツ空軍のパイロットが英雄になっていて最期を迎えるまでが描かれます。
ブルーマックスとはエースパイロットに送られる勲章のことだそうです。

主人公は大人になりきれなかった子供といった存在です。
「パトレイバー」の内海課長のような人物ですね。
この映画の主人公は戦争の幼児性を表しているのかもしれません。

映画「ダークブルー」と同じく飛行機の浮遊感がよく出ています。
1966年でよくこれだけ撮れたと思います。
さすが、キングコングの監督が撮っているだけあります。
また、現代と比べると複葉機や三葉機の戦いは人間にとって実感的ですね。
さすがに、偵察していて敵にあったら手を振ってわかれるという感じは既に失われていますが、
それでも敵の操縦手が目で見えるというのは現実感があります。
ただ、映画の中ではそのような現実感がどんどん失われていく様子が描かれています。

映画「大いなる幻影」と同じく貴族階級の最期が描れているのも興味深いです。
ロシアやドイツは第一次世界大戦で革命により帝政が崩壊してるだけあって、
貴族階級が滅んでいくという雰囲気が強かったんでしょうか。

細かいところでは表現として気に入らないところがありました。
まず、アメリカ映画的にドイツ人が英語を喋るのがいただけません。
あまりドイツ人役の人たちがドイツ人に見えません。

次に、ドイツ軍とイギリス軍だけ描かれてフランス軍がまったく出てきません。
ドイツ軍の敵として映えるのはフランス軍ではなくイギリス軍ということでしょうか。

また、地上戦の描写もいまいちです。
ドイツ軍に攻勢をかけられたイギリス軍が攻勢をかけるのはどうかと思います。
守備側が安全な塹壕を出て味方の阻止砲火と敵の火砲の中に突入するんでしょうか。
まあ、前時代の感覚を持った無能将軍が多かった第一次世界大戦なので、ないとはいえないですが。
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  1. 2007/11/03(土) 00:52:06|
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