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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

読書メモ(2007/09/18)

忘れてしまいそうなので、最近読んだ本をメモしておきます。


■「自衛隊よもやま物語」


旧軍において士官であった著者の自衛隊での半生を描いた本です。
普段知らないよく知らない自衛隊の工兵の様子がわかっておもしろかったです。
また、融通が利きにくい自衛隊という組織の中で、
創意工夫して仕事をしていった著者の話としてもおもしろかったです。


■「シベリア抑留兵よもやま物語」


タイトル通りシベリアで抑留されたある日本兵の話です。
ソ連に連れて行かれてから故郷に帰ってくるまでがかかれています。

まさしく本「収容所群島」や「イワン・デニーソヴィチの一日」で読んだような世界に
日本人がいたということが実感できました。
また、今まで読んことのある収容所の本がロシア人が書いたものだったので、
日本人だからこその驚きや着眼点というものが新鮮で興味深かったです。
例えば、ロシア人の書いた本には当たり前すぎるのかトイレについてなんて書いて無かったですが、
この本では尻を拭かずにズボンを履いてしまうロシア人に日本人が驚いたというエピソードがありました。

他に印象深かったのが、日本人の新兵には上官に殴られる旧軍より
収容所の方が良いという人が多かったというエピソードです。
まあ、この著者が行った収容所は労働内容が比較的軽かったせいもあるんでしょうが、
旧軍での新兵いじめは苛烈だったそうですからね。


■「墜落遺体」


日本航空123便墜落事故の死体判別作業の様子を描いた本です。
参考:日本航空123便墜落事故 - Wikipedia
この航空機事故では500人以上の方がなくなり、事故の衝撃のため
遺体は文字通りバラバラになってしまったそうです。
参考:昭和60(1985)年8月12日JAL123便墜落事故(注:雑誌のグラフ記事にご遺体の写真があります。)

とにかく死体判別の作業の様子が「壮絶」の一言につきます。
下手をすると戦争より人間にストレスがかかる状況かも知れませんね。
時間がたつと腐ってうじが湧いてしまう遺体のパーツから情報を読み取る作業をし、
遺族と向き合わなければいけないというのは想像を絶する極限状況です。

また、遺体を物として扱わない日本人の文化が表出する出来事でもありますね。
本でも外国の人が遺体をものとして扱うというエピソードが出ていますが、
よく考えれば遺体の判別を行うことに誰も疑問を持たなかったことが興味深いです。


■欧州火薬庫潜入レポート


欧州の小国(?)の軍事事情と軍事的な博物館を紹介した本です。
限られたリソースをなんとか振り分けて国土防衛をやっている各国の様子がわかっておもしろいです。
1999年の本で多少古さはありますが、ソ連崩壊後間もないだけあって
東欧諸国の再スタートの様子がよく出ています。
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  1. 2007/09/18(火) 20:30:15|
  2. 本感想
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