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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

書籍「戦国武士の合戦心得」(2007/06/17)



書籍「戦国武士の合戦心得」を読みました。

この本では、戦国時代の刀・槍・弓・鎧・火器の特徴や使われ方から、
旗印やかけ声、切腹や女武者といった合戦で目につきやすい要素を入門的に紹介しています。
補給や治療などといった要素については書かれていなくて合戦全体をカバーする本ではないですが、
イラストが多用されていたり、具体的なエピソードが紹介されていたりしてわかりやすいです。
戦国時代のことをあまり知らない自分としては、興味深くて楽しめました。

この本で一番面白かったのが、差物のエピソードでした。
差物とは、誰が功名を立てたかわかりやすいように武者が背負う道具であり、
棒の先にうちわや旗などの独自のものをつけ、
合戦の中でも目立つことができるというものだそうです。
それで面白かったエピソードなのですが、矢部虎之助という人が、
戦国時代の最後の合戦・大阪の陣を華々しく飾るため、
長さが3.6メートルもあるような大きな位牌を差物として作ったそうです。
そして、いざ合戦に出陣となったときその差物を背負ったら重すぎて馬が動けず遅れをとったそうです。
矢部はそのことを恥じて戦後、絶食して餓死したそうです。
はりきっただけに、よっぽど恥ずかしかったんでしょうね。

装備の面では、個人的に長柄槍の項目が面白かったです。
隙間を作らずに全面を槍で覆う戦法がイラストでわかりやすかったです。
ファランクスやテルシオもそうなんでしょうが、長く突き出された多くの槍の
構えを接近戦で突破するのは容易ではなかったのだと感じました。

それにしても、こういう歴史を見ていくと、
先人が行ってきた武具や戦術・戦法のちょっとした工夫・
こうすればもっと良くなるだろうという人間が人間たりえた当然の行為が
今の核兵器を生み出すまでに至っているんだなと実感します。
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  1. 2007/06/17(日) 16:55:16|
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