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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(2007/05/20)



1968年のモノクロ映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を見ました。

ゾンビ映画の元祖となるジョージ・A・ロメロ監督の作品だそうです。
ゾンビ映画はあまり見ていないのですが、凄く面白かったです。
既にこの年代にゾンビ映画というものが完成していたことに驚きました。

姉弟が墓参りをしているときにゾンビに襲われて、
姉だけが民家に逃げ込むところからストーリーが始まります。
その家には、他にもゾンビに追われて何人かが逃げ込んで来ます。
そうしているうちにゾンビたちが家の周りに集まってきて閉じ込められる、、、という話です。

まず、ほぼ限られた空間での話なのに狭さを感じさせないのが良いです。
最初の方で、ラジオから緊急放送が流れかけて事態の大きさを予感させる演出や、
テレビやラジオの放送・観察によって徐々にゾンビの生態や事態の進行が
明らかになっていく演出が効いてます。
それでいて、あくまでも家に閉じこもった人たちの視点で話が進むので、閉じ込められた感じがよく出ています。
人が家の中にいるときは基本的に家の中からの視点での映像しか撮られていなくて、
人が家の外に出たときにだけ視点も外からの視点になるという撮り方で臨場感があります。

また、家という狭い空間の中で、追い詰められた人たちが見せる人間模様が良いです。
こういうシュチュエーションでは、映像面などで誤魔化せない分、
ストーリーや人間関係の様子をしっかりと描かなけばいけないために
下手な作品では全然おもしろくなくなります。
今時の映画と違って登場人物があっさりと殺されていくのもリアルで良いです。

映像面も良いです。
ゾンビを撃ったら弾が貫通する様子や、死体の様子などの映像がリアルに撮られています。
それでいて、直接的な殺人のシーンはほとんどありません。
見せるべきところを見せて、見せないところを隠すので逆にリアリティがあります。
ゾンビが人の内臓を食べているようなシーンもありますが、
作品に対してスプラッタというイメージはほとんどありません。
気持ち悪くならずに怖いと思えるので良いです。

こういうシチュエーションになったらどうしようと思わせるだけの
説得力がある作品でおもしろかったです。
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  1. 2007/05/20(日) 20:37:08|
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