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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

書籍「収容所群島1」(2006/12/30)



書籍「収容所群島1」を読みました。
ロシア革命から第二次世界大戦後くらいまでにソ連で行われた
主に政治的で、不当な逮捕・裁判について書かれた本です。
もちろんそこには、スターリンの行った大粛清が含まれ、
大部分を占めています。

それにしてもすさまじい話です。
冬戦争でソ連がフィンランドに勝てなかったのは
赤軍将校を粛清しすぎて優秀な人材がいなかったというのも、
この本を読めば、実感として納得できます。
多くの人がノルマや嫉妬といった下らない理由で捕まり
野蛮な方法で裁かれたことがわかります。
ナチスのホロコーストもまだマシに思えてきます。

また、興味深いのは、ロシアの人達が手をかすか、
関係ないと関わりをもたなかったことで、
粛清が実現され止められなかったということです。
本では原因としてロシア的な気質について書かれています。
最近のポロニウム暗殺やチェチェン紛争、学校占拠事件、
潜水艦沈没事件などのロシアの様子を見ていて思うのですが、
この気質は、根本的にあまり変わっていないように思います。
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  1. 2006/12/30(土) 15:43:18|
  2. 本感想
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