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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

漫画「あこがれ」(2005/07/31)



漫画「あこがれ」は昭和40年代の少女漫画です。
春日千穂(かすが ちほ)が東京に出てデザイナーを
目指すというストーリーです。
この漫画は友人に笑えるとうことで薦められて読んでみました。
読んでみるとすさまじいおもしろさでした。
作品の持つパワーが凄すぎです。
これを実写にしたのら、「冬のソナタ」になると思います。

あまりにも凄くてとても紹介しきれないですが、
以下に登場人物の紹介だけでもして魅力を伝えてみたいと思います。


○春日千穂(かすが ちほ)

主人公にしてヒロイン。どんな境遇でも脳内麻薬でお花畑に飛び立てる能力をもつ。

050731tobitati.jpg

どこか遠くへ行ってしまう少女


また、自分の非は認めず、説明責任も果たさないまま

「神さまは私が正しいことを知ってるからいい」と正当化する。
恋人がナイアガラの滝に落ちたと聞いて、錯乱し車の前に飛び出して轢かれる。

050731matigai.jpg

その展開は間違っている


他にも壷を割ったり、服を焦がしたり、落ち着きが必要な人。
意図的であるにしろないにしろ周りのほとんどの人を不幸にした。
腕のマヒ、失明などを経験するが驚異の回復力で克服する。


○上月光(こうずき ひかる)

050731hikaru.jpg

顔の比率がおかしい青春スター

売れっ子青春スターで千穂の恋人となる。
ザ・タイガース(この漫画は実名が多いなあ)が
友情出演するワンマンショーを開いたりする。one man ショー?
ファッションセンスとここぞでの決めのポーズは他者の追随を許さないものがある。
千穂に対して、「君の不注意の罰として僕とつきあえ」、
「君のことはみんな知っている」、
「君はもう僕から逃げ出せないよ」といった発言を繰り返したり、
相手のスケジュールを勝手に調べて把握していたり、
千穂を水面下に沈めてなかなおりを強制したり、
千穂が他の男からもらったブレスレットを
千穂の腕からひき千切ろうとして
腕を怪我させたりと、危険な行動が多い。
これで千穂が彼女だったから
いいようなもののストーカーとしての素質はバッチリである。
時速100キロでのモータボート事故、怪我を負っての冬山での遭難、
舞台からの転落、ナイアガラの滝に転落、交通事故といった、
常人が一生ではしきれないような経験しながら死ななかった。
多分、不死身。特に、ナイアガラの滝に落ちて、
川の下流のカナダまで流れて生きていたのはあまりにも壮絶。


○上月光の父(こうずきひかるのちち)

建築会社の社長で、昔、建築現場で事故にあって記憶喪失となり、病院を抜け出
して2年間行方不明になっていた。

050731tekkotu.jpg

建築現場での事故 : ところがどっこい生きている!!


実は看護婦である千穂の母が見付けて看病し
ていたのだが、昭和40年代とはいえ誰か警察に行方不明者を届け出る人はいなかっ
たのだろうか。

それにしても鉄骨が頭に落ちて来て死ななかったのはさすがあの息子あってこの
父あり。しかし、後に設計ミスをして死傷者を出し、会社の資金調達中に過労で倒
れ息子が資金を用意しなければなれなくなり、千穂と光の無用の兄弟疑惑の原因
となったことを考えれば死んでいた方が周りに迷惑をかけまくることはなかった。
息子が事故にあったと聞いたとたん、走り出して車に引かれて記憶を取り戻して死ぬ。


○ユリ麻見(ゆりあさみ )

女性のお笑いコンビのような名前をしたデザイナーで千穂の師匠。
人を信用するということを知らない。そしてパリで修行して帰って来るなり「東
京!やっと帰って来たわ、わたくしの東京へ」
といった発言をする高慢でわけのわからない人。


○麻見由夫(あさみよしお)

ユリ麻見の弟でマネージャー。
真性のストーカーで、千穂に対して異常な愛情をもっている。怪我をした千穂のために血を提供し、
「君の体の中には今!僕の血がはいってながれているんだ!」
と思ったり、ライバルの上月光が死んだと思われた時に、
「上月光は死んだ。もう千穂さんを誰にも渡さないぞ」
と思ったりした。異常できもい。
他にも千穂に告白するときに、
由夫:「君は僕が嫌いですか」→
千穂:「いえ あの」→
由夫:「あ ありがとう!じゃ これからつき合って下さい」
といったやり取りのような暴走っぷりを見せる。
さらに、千穂に対して
「千穂さん、君のためなら僕は命も惜しくない。君が好きだよ」、
「大スターが家も両親もなく、そのうえ右手の動かない少女を好きになるものか」
と言った発言も行う。
あの姉にしてこの弟あり。
しかし、姉とパリに旅立った後はほとんど登場しなくなり
単なる当て馬な異常者で終わる。


○犬山デザイナー(いぬやまでざいなー)

悪巧みを行うデザイナー。
ファッションコンクールで名札が、他のデザイナーは名前だけが書かれているの
に、この人だけは"犬山デザイナー"と"デザイナー"がついて書かれている。
名前は"犬山 デザイナー"さんなのかも知れない。

050731inuyama.jpg

何故一人だけ?


○春日みさ子(かすがみさこ)

自分に正直な悪役。
上月光の母親に取り入って悪巧みを働いていたが、
最後の最後で脈絡無く裏切られるかわいそうな人。
そして、好きだった祐介さんにふられた時に、
「わたしは足がわるいから…… 祐介さんを千穂にとられたんだわっ」
と論理の飛躍した結論を下すスゴイ人。

050731kairiki.jpg

「えいっ」の掛け声でダンボールの山を崩す怪力の持ち主


他にも山ほど凄い人が出てくるのですが、
出てき過ぎて紹介しきれません。
全巻、クオリティが高く笑いがとまりません。


もし買う人がいたらまず5巻を買ってみて
巻末の短編を見てみるのがいいと思います。
短編もすばらしい出来です。
僕は5巻を買って見た後、すぐに1巻から4巻を注文していました。
ホントにこの作品は楽しめました。
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  1. 2005/07/31(日) 23:49:14|
  2. 本感想
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

突然で失礼します。
この漫画が実写になったら冬のソナタとかありましたが、
20年前にすでにドラマ化されていますよ。
「花嫁衣裳は誰が着る」という大映ドラマ製作で、キャストの名前やキャラ設定が若干違いますが、とんでも展開は漫画を上回る面白さですので一度見ることをお薦めします。DVD出ていますよ。
  1. URL |
  2. 2006/06/03(土) 20:58:20 |
  3. とくめいで #-
  4. [ 編集]

既に実写化されてたんですか。
全然知らなかったです。
「花嫁衣裳は誰が着る」は
機会を見つけて見てみたいと思います。
わざわざありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2006/06/03(土) 21:36:31 |
  3. おげれつ脱脂綿 #XSpOQyYU
  4. [ 編集]

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