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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「鉄道員」(2006/06/04)



1956年にイタリアで制作された映画「鉄道員」を見ました。

頑固で不器用で亭主関白な父親を中心とする家族の崩壊と再生を、
末っ子の少年から見た作品でした。
この作品に出会えて良かったと思います。

この前に見た「自転車泥棒」もそうでしたが
イタリアは家族主義な国だということを実感する作品でした。
頑固父親、貞淑な母親、ふらふらしていてニートな長男、
できちゃった婚の長女などで構成される
家族の様子は、文化は違えど日本人が共感しやすくおもしろかったです。
また、それはそれとして文化の違いを知るというのもおもしろいものです。
子供に酒を飲ますこととか、家族喧嘩が始まると
みんなが廊下に出てくるようなアパート暮らしといった
文化の違いが出るところがおもしろいです。

この作品は、家族に対してかなり客観的でありながら最も近い存在である
末っ子からの視点で家族を描いているので、
この家族の問題がよりハッキリ出されていると思います。
下のセリフは映画の中で、
私が気に入ったものです。

末っ子:「姉さんとパパどっちが正しかったの」
母親:「どっちもよ 人が言い争うときは大抵そうなの」
末っ子:「じゃ仲直りできない
どっちも正しきゃ両方とも謝らないでしょ」
母親:「問題はね
一緒に住んでいても話をしないことなの」

[以下ネタバレ][
最後の方で、父親が馴染みの酒場に行って仲間に受け入れてもらった
場面は泣いてしまいました。
その後の家族の再生もです。
父親の死はそれほどショックではなくすんなりと受け入れられました。
最高な気分の中で死ねたのが幸せに思えます。

他には友人の人は凄くいい人だと思います。
友達が何をしようと見守っている彼はかっこいいです。
しかし、自分の欠陥(と思えること)に悩み苦しみながら生きていく
父親の姿はそれ以上に共感しました。
]
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  1. 2006/06/04(日) 20:20:32|
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