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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

漫画「劇画ヒットラー」(2006/01/31)



水木しげる著の漫画「劇画ヒットラー」を読みました。

水木しげる氏は物事に対する鋭い観察眼があると思います。
幼少のころ興味本意?で弟を殺そうとしたというエピソードがそれを表しているように思います。
また、水木しげる著の作品を見ても、物事を引いて見ていると感じます。
作品において登場人物に共感し登場人物を追って行くような描き方がされていなくて、
作り上げられた世界で淡々と人物達が話を進めて行くというような描き方がされているように感じます。

「劇画ヒットラー」はとかく悪の権化や超人的な独裁者として捉えられがちなヒトラー
を、人間的なエピソードを選んで随所に配置して1人の人間として描いていると思います。
ヒトラーが「祖国の不幸にくらべたら個人的な苦悩などとるにたらぬものです。」
と泣くところで、医者が「なんという異常な愛国者だろう」と言っているようなところで
ヒトラーを相対化していると感じます。
それで、水木しげる氏の漫画によく出てくる怪人の1人に感じます。
哲学者のチェンバレンとヒトラーがキキキ、ケケケと笑うところで特にそう感じます。

ヒトラーと共に著者の物事の捉え方も興味深い作品です。
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  1. 2006/01/31(火) 00:24:03|
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