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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

文庫「悪霊シリーズ」(2005/07/20)



この前、怪談話をしてたら小野不由美の文庫の「悪霊シリーズ」を
久しぶりに読みたくなりました。

「悪霊シリーズ」は常現象の調査を請け負う事務所で働くことになった
女の子が主人公で、調査で様々な事件に会っていくという話です。

「悪霊シリーズ」は、
・「悪霊がいっぱい!?」
・「悪霊がホントにいっぱい!?」
・「悪霊がいっぱいで眠れない」
・「悪霊はひとりぼっち」
・「悪霊になりたくない!」
・「悪霊とよばないで」
・「悪霊だってヘイキ!上」
・「悪霊だってヘイキ!下」
の8作品と上に載せている「悪夢の棲む家 上・下」から成り立ってます。
読み直したいと思って調べたら「悪夢の棲む家 上・下」以外は
絶版になっているようです。
残念。でも、漫画化されているのにビックリ。

この作品の魅力は、まずはキャラクタにあると思います。
霊媒師やら巫女やら神父やらの強烈な個性の面々が出てきますが、
それぞれがきちんと描かれています。
このキャラクタが個性的で魅力があり、それがそのまま作品の魅力になっていると思います。

次に、超常現象(主に怪奇現象)の描写が良いです。
幽霊とか妖怪等を描くのは実はとても勉強が必要で難しいことだと思います。
特に、体験談ではなくまったく新しい怪談を創作するときにそうだと思います。
あまり、実際の事に目を向けていない作品は違和感が出るからです。

また、怖い話が多くて良いです。
怖い怪談を描くというのもなかなかセンスがいることだと思います。
巷の怪談でも、都市伝説みたいなのや、
怖さを独りよがりで押しつける話は怖くなく面白くありません。
上の「悪夢の棲む家」は、家の周りをぐるぐるまわって、
塞いだ窓から部屋を覗きこんで来る"コソリ"がでてきます。
安全で安心できるはずの家で安心できないといった状況や、
覗きこまれるという嫌さ、相手の正体がわからず何をしてくるか
わからない怖さといった、怪談に使われてきた恐怖の素材がうまく使われていて怖いです。

ストーリーもシリーズを通して謎がわかっていき、うまくまとめられています。

折角季節が夏で怪談にはピッタリなのに、読めないのがほんとに残念です。
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  1. 2005/07/20(水) 12:25:14|
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