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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

「惑星大怪獣ネガドン」(2005/12/19)



「惑星大怪獣ネガドン」を見ました。
個人が製作したフルCGの特撮怪獣映像作品です。

なかなか面白かったです。
自分は怪獣好きでありますし、初代ゴジラから平成ガメラまで延々と見てきましたから、
そこからいろいろと感じることができました。
作者の心象が表現されたイメージ映像で、
特撮に対する作者の感想文といえる作品だと思います。

ただ、新しいストーリーを持つ作品としては面白くありません。
ここら辺は怪獣好きが作った作品としての「パトレイバーⅢ」との共通点を感じます。
昭和の未来というのは同じですし、残念ながら、
ストーリーを持つ作品としては少々一般性が少なくマニア向けで、
過去への執着が強くてあまり新しい作品となっていない点があると感じるのも同じです。
新しい作品とは、過去を踏まえてもそれを単に踏襲するだけではできません。
一応「ネガドン」は新時代特撮"映画"と名乗って販売しているので、
"映画"と銘打つからには"新しい"ストーリーを持った作品であって欲しかったです。

つまり、私としては自己表現としての詩的な作品としては面白かったということです。
そして、独立したストーリーを持つ作品としては面白くないということです。
まあ、ただ単に過去の踏襲をした作品と違って作者の思いが感じられるのが良いです。


それにしても、個人でここまでの表現ができたのは素直に凄いと思います。
映像を作るだけでも、3Dのモデリングやレタリング、テクスチャ、
モーションなど様々な技術が必要ですね。
そして、その技術を持っていっても単純で時間がかかる作業をこなさなければいけないと思います。
欲を言えばもっと破壊シーンが見たいんですが、時間かかるんでしょうね。
また、フィルタや怪獣の質感など表現したいものを
あそこまで表現しているのは凄いと思います。


メインは過去の昭和時代のゴジラを中心とした特撮と平成のガメラを中心とした
特撮の融合であるように感じました。
いろいろ混ざっているとは思います。
ロボットが空中で回転してキックというのは仮面ライダーで、
ロボットのでかいアームのギミックは平成以降のメカゴジラやメカキングギドラでしょうか。
ミサイルの飛び方が平成ガメラですね。
私は昔のゴジラの火薬で飛ばしているロケット方式もそれはそれで好きなんでパッと目につきました。

平成ガメラに強い影響を受けているのもよくわかりますね。
自分としてはあれはゴジラの正当な後継作品だと思います。
過去のゴジラを踏まえた上で新しい要素と結びついて、
独立した作品として生み出されたと思います。
本家のゴジラシリーズが単に過去の踏襲と他の貧弱な要素との結合によって
次々と生み出されされダメになっていく中で平成ガメラの出現は衝撃的でした。

まあ特撮ファンな自分には感じるところが多い作品でありました。
06/01/11追記

ロボットは鉄人28号的で、ネガドンを運んできた宇宙船は
サンダーバード的でしょうか。
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  1. 2005/12/19(月) 00:15:42|
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惑星大怪獣ネガドン

個人製作のフルCG怪獣映画です。こんなものが世に出てくるとは、技術の進歩とは恐ろしいですねホントに。昭和百年、火星で発掘された繭状の物体から巨大怪獣ネガドンが誕生!ロボット工学の権威楢崎博士が、自ら開発した『ミロク』でネガドンに立ち向かう。と....
  1. 2005/12/29(木) 15:04:56 |
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