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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「ニューシネマ・パラダイス」(2007/01/28)



映画「ニューシネマ・パラダイス」を見ました。

第二次世界大戦後のイタリアを舞台に、映画好きな少年トトの半生を、
映写技師アルフレードとの交流を通して描いています。

映画「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」や映画「蝶の舌」を見ても
思いますが、アルフレードのようなおじいさんって良いですね。
成長を見守り、存在を肯定してくれて、愛してくれる
深みのある人生を送ってきた人生の師という存在です。
こういうおじいさんと少年の交流の話に弱いです。
特にラストシーンは、アルフレードのトトに対する愛情がひしひしと感じられます。

この映画では、当時の映画館やシチリアの様子が感じられて面白いです。
トトの少年の頃のエピソードでは、第二次世界大戦の傷跡が色濃く残っていて
生活に影を落としている様子や、共産主義者が差別されている様子が興味深いです。
映画館にまつわる話ではいろいろ驚くことや興味深いことがありました。
キスシーンをカットしてたこととか、フィルムが燃えやすかったこととか、
映画館での観客の様子とかです。
それにしても、この映画を見ると、映画って楽しいもので映画館って良いなと感じます。

トトの恋愛に関する部分は、理解はできるけどイタリア男って情けないと思ってしまいます。
映画「ひまわり」と同じように感じました。

今回50分の映像を追加した完全版を見たんですが、
カット版の方が良いという話があるみたいです。
完全版でも十分良かったのですが、カット版も見てみたいです。
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  1. 2007/01/28(日) 00:00:39|
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映画「ズール戦争」(2007/01/27)



1964年のイギリス映画「ZULU ズール戦争」を見ました。
なかなか味のある作品でした。

史実の"ローク砦の戦い"を元に描かれた作品です。
"ローク砦の戦い"は、1979年にイギリスの侵略によって起きたアフリカのズール族との戦いです。
約100名のイギリス軍守備隊に対して4000名以上のズール族の戦士が襲い掛かりましたが、
イギリス軍が守りきりました。
The Battle of Rorke's Drift - The Zulu War

なお、この戦いの直前に"イサンドルワナの戦い"があって、
1200名のイギリス近代軍が、槍と盾で装備した12000名のズール族に敗北しています。
The Battle of Islandlwana - The Zulu War
水雲風 ズール―戦争

作品自体は、砦を守るイギリス軍の活躍を中心に描かれ、
最後にズール族がイギリス軍の健闘を称えて去っていくという内容になっています。
全体的には、イギリスにとっての旧き良き時代の戦争を描いたものだと感じます。
機関銃や大砲が無い時代の戦争は、第一時世界大戦や第二次世界大戦と比べれば牧歌的にも思えます。
もちろん、当事者にはたまったものではないでしょうが。

戦争描写としては、ズール族は野蛮に描かれているわけではなく、
戦争行為が英雄的に描かれているわけではないので、思ったより悪くなかったです。
ただ、イギリス軍が侵略したことで始まった戦争だという視点はまったくありません。

銃剣や槍を使った接近戦の映像描写はまったく迫力がありません(笑)
実際に刺してないのが丸分かりで、臨場感がありません。
多数のズール族の戦士が横一列に並んで歌ってから、襲ってくるのは迫力があるのですが。
ズール族は、高い統率力と勇敢さを持つ戦士として描かれています。
相手を包囲、突撃するシャカの雄牛の角の戦術を用いるズール族なら
これくらいできても不思議ではないような気がします。

歴史的には、この後、ズール族を制圧したイギリスはボーア人とのボーア戦争に突入していくのですが、
映画中でもイギリス人とボーア人の微妙な関係が描かれていたのが印象的です。
ボーア戦争 - Wikipedia
  1. 2007/01/27(土) 16:58:54|
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映画「風の丘を越えて」(2007/01/21)



韓国映画「風の丘を越えて」を見ました。
伝統芸能のパンソリを題材にし、パンソリをしながら旅を続ける
父、娘、息子の一家を描いた作品です。

パンソリというのを全然知らなかったのですが、
抑揚の効いた歌にあわせて、太鼓が調子を合わせるというスタイルだったです。
なかなか迫力があって、魅力的な芸だと思いました。
パンソリ - Wikipedia

ストーリーでは、芸の道を極めようとする父親と娘の姿がすさまじいなと思いました。
人生の奥深さがパンソリを通じて描き出されていると思います。

家族3人が楽しく歌って太鼓を叩きながら道を行くシーンが、印象に残りました。
幸せなシーンはここだけだろうなと思ったのもありますが、
それ以上に一家がほんとうに楽しそうに、
心が通じ合っているように描かれるのが良かったです。
多分このシーンだけ見ても感動できたと思います。
DVD「ロシア・アニメーション傑作選集 Vol.4」の「コンタクト」でも思ったのですが、
歌による魂の交流といいますか、言葉をこえたコミュニケーションの描写は感動的です。

そういう意味では、最後のパンソリのシーンも凄いと思います。
パンソリの声が聞こえなくなってBGMが流れた時は、なぜ?と思ったのですが、
極致の表現かと思ったら妙に納得しました。
  1. 2007/01/21(日) 10:36:00|
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親知らず抜歯2(2007/01/20)

今日、親知らずを抜きました。
これで親知らずは完全に無くなりました。

歯医者さんに行く前に、待つ間の暇つぶしと趣味を兼ねて
「スーパービジュアル版 早わかり世界史」を買っていきました。
そしたら、本が歯医者さんの目に止まって、
「試験でも受けるんですか?」「いえいえ、趣味です。」
みたいな会話をして、昔は勉強が嫌だったけど、
年を取るとおもしろいですよね、という話をしてました。

確かに昔は全然勉強がおもしろくなかったです。
世界史もやりましたけど全然身についてなかったです。
もったいないことをした気もしますが、
おもしろさに気が付けただけでも良かったかなと思います。

親知らずはすんなり抜けました。
前回と違って痛いことも無かったです。

歯医者さんが。抜いた歯を包みますか?みたいに聞いてきたので、
あら、それじゃ包んで貰おうかしら?みたいな感じで思わずもらってしまいました。

注意:グロイです↓
抜いた親知らずの写真1
抜いた親知らずの写真2

虫歯がひどいです。
  1. 2007/01/20(土) 23:49:59|
  2. 日記
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映像作品「春になったら」(2007/01/20)



映像作品の「春になったら」を見ました。
子供の絵でチェチェン戦争が表現されています。
10分程度の短い作品なのですが、
日常生活、戦争描写、希求する平和のイメージという構成で、
チェチェン戦争に対して子供の感じることがシンプルに表現がされています。

この作品でいう春とは、戦争が終わって平和になることを指すそうです。
過酷な冬は、戦争のイメージに結びつき、
冬の後の春は、安住の地である楽園と平和のイメージに結びつくんでしょうね。

ロシアの映像作品では楽園のイメージが、飛び交う虫がいる平原として描かれるのをよく目にしますし、
ソ連の象徴的な色とされた赤は、白(雪)に対する火を表すと聞いたことがあります。
それだけ、ロシアの地域に住む人にとって冬と春が強い意味を持つのでしょう。



同じDVDに収録されている「子どもの物語にあらず」を見ました。
チェチェン難民の子供たちの証言とチェチェンの映像で、チェチェン戦争が描写されています。
攻撃によって廃墟と化したビル群や、殺された人々の映像、
爆撃され逃げてきたことを泣きながら話す少年、ロシア人を敵と呼ぶ子供たち
といった内容が強烈なメッセージを放っています。

書籍「チェチェン やめられない戦争」を読んでもそうでしたが、
チェチェンが、世界から見捨てられていて、
悲惨なことが行われているのだと感じます。



pya! 空にぶっ飛ばされた女の子の話とか
ポロニウム暗殺事件、チェチェンでの出来事を見るにつけ、
ロシアって昔から変わってないなと思います。
  1. 2007/01/20(土) 18:59:26|
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書籍「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件」(2007/01/15)

親に貸してもらった書籍「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件」を読みました。

読み始めた時は、
>どれかって言えば、マァ、話せば「ああアレか」っていうことがおわかりになるかとは思うんですけど、今年って、なんか、殺人事件が多かったでしょう?
みたいなダラダラと進んでいく文体と内容に何じゃこりゃと思いました。
本の中で殺人事件が起きる、起きるといいながらなかなか起こらないし、
自分でミステリーだといいながら途中でミステリーであることを放棄するし変な作品ですね。

ただ、非常におもしろかったです。
家庭の中で起きた殺人事件を描いた作品としては凄いリアルです。
本の中で「犬神家の一族」が多く出てくるのは何かの皮肉でしょうか。
それにしても、この本の内容は現実にあったことだと言われても納得してしまいます。
しかも、1983年の作品にもかかわらず、今起きているような殺人事件を描き出しています。

また、心理的な描写が細かくて主人公や殺人者に共感します。
主人公の人間的成長と殺人者の寂しさが印象的でした。
  1. 2007/01/15(月) 21:53:01|
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書籍「戦争における人殺しの心理学」(2007/01/14)



書籍「戦争における人殺しの心理学」を読みました。
戦争での兵士の心理を知りたいと思って読んだのですが、
心理学というところがなんとなく胡散臭い気がしてました。
でも、読んでみてとても衝撃を受けました。
戦争・殺人というものに対して新たな観点を得ることができました。

統計的なデータや、多数の個人的な体験から
殺人行動というものをモデル化し、応用するという科学的な内容で、
非常にわかりやすく納得する内容でした。
ただ、最後の方のモデルの応用に関してだけは、
結論を急ぎすぎている気がして、違和感を感じました。

それにしても、いかに人間が同種族を殺すことに抵抗を持っていて、
殺人という行為をしにくい生物なのかということに最もショックを受けました。
また、戦争はどのようにして人殺しを可能にしているか、
殺人行動に影響を与える要因とは何かというものは非常に興味深いものでした。

  1. 2007/01/14(日) 22:31:08|
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映画「鬼戦車T-34」のモニュメント(2007/01/08)

映画「鬼戦車T-34」の冒頭に出てくるモニュメント
がどこにあるのか気になっていたのですが見つけました。
http://www.militaryphotos.net/forums/showthread.php?t=91184
ちゃんと男の子と剣を持った兵士の像がありますね。

東ベルリンにあるTreptow Parkというところみたいです。
それにしても、よりによってドイツに
とんでもなくでかいものをおっ建ててますね。
  1. 2007/01/08(月) 22:31:21|
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児童書「かかし」(2007/01/08)



児童書の「かかし」を読みました。
著者は「機関銃要塞の少年たち」や「ブラッカムの爆撃機」を
書いたロバート・ウェストールです。

話の筋は以下のようなものです。
母親が再婚することになった少年サイモンは、
いやいやながら再婚相手の家で夏休みをすごすことになる。
その家の近くには忌まわしい事件があった水車小屋が存在し、
少年の心の闇は恐ろしい出来事を引き起こす。

児童書ながら迫力があり怖い話で、
人が一人くらい死んでもまったくおかしくないような雰囲気がありました。
切れやすく、母親の再婚が気に喰わず反発し、理解されず家族で孤立していく
少年の姿がリアルです。また、ファンタジックな要素が少年の心を
良く表していると思います。
  1. 2007/01/08(月) 21:41:13|
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映画「女狙撃兵マリュートカ」(2007/01/07)



1956年ロシア制作の映画「女狙撃兵マリュートカ」を見ました。
映画「誓いの休暇」のチュフライ監督のデビュー作だそうです。

ロシア革命直後で赤軍(革命軍)と白軍(反革命軍)が戦っている頃の話で、
舞台はカスピ海東側の砂漠地帯です。
赤軍のある小隊に属する女狙撃兵と、
捕虜になった白軍将校のラブストーリーです。
とはいってもなんせソ連映画で、女傑の狙撃兵が主人公なので
甘くなりようがありません。

この映画は、全体としては嫌いではないのですが、
ややまとまりにかけるように思います。
また、話の展開がけっこう強引に感じました。
女狙撃兵と将校が二人っきりになる展開なんかや,
砂漠越えで主要人物が生き残るところでです。
そのせいか、テーマを訴えかける説得力がやや弱いと思いました。

ストーリーとあまり関係ないところでは、
砂漠を行く毛皮装備のロシア人や、
海でたわむれるロシア人の姿が印象的でした。
なんせ大体のソ連の戦争映画の舞台といえば、沼・河・森・丘が点在する大地か、
雪で覆われた大地ですからね。
あと、政治委員が小隊長で、神に祈る赤軍兵士に対して
「神様など存在しないんだ。全部物理的現象だ」というのがさすが赤軍だと思いました。
  1. 2007/01/07(日) 23:54:36|
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映画「誓いの休暇」(2007/01/06)



1959年ロシア制作の映画「誓いの休暇」を見ました。

第二次世界大戦中のソ連赤軍において、手柄を立てて休暇を貰った青年が、
母親に会おうと故郷まで帰るという話です。

この映画は全体的に切ないです。
帰る道中に青年はいろいろな人に会うのですが、
どの人も戦争で傷ついていています。
青年はお人よしでその人たちに関わっていくのですが、
良い出会いであっても、休暇が限られているので
あっさりと別れていかなければなりません。
また、人に関わった分だけ休暇の時間が減り、
母親と一緒に過ごせる時間は減っていきます。
映画の最初と最後に語られるその後の青年の身の上も寂しいです。

演技やストーリーは"素朴"という言葉がよく合うと思います。
それらと切なさや音楽がうまく噛み合って良い雰囲気を出していると思います。
映画「鬼戦車T34」もそうですが、この辺のソ連映画の雰囲気が好きです。

ストーリーとはあまり関係が無い、印象に残った点を上げてみると、
賄賂を貰って不正をする赤軍兵士がいかにもらしいと思いました。
あとは、女性が兵士の格好をしてもそれらしく見えるのがいかにも赤軍です。
他には、「宮崎駿の雑草ノート」にもありましたが、
ティーガ―戦車の正面装甲を対戦車銃で貫くのは無理ですね。
まあ、単なる休暇の口実作りのところで、
手っ取り早く話を持っていくのには良いんでしょう。
ティーガー戦車は、T34戦車を改造したものかなと思いました。
以下のサイトを見るとどうやらそうみたいです。
偽トラ館 誓いの休暇
  1. 2007/01/06(土) 23:58:18|
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ネットワークの勉強(2007/01/04)

3 Minutes Networking

上のページでネットワークの勉強をしていたのですが、
例が多くて良くわかりました。
知識だけしかなかったOSI参照モデルや、ハブ、スイッチングハブ、ルータ
などの概要がわかって、それぞれの言葉をリンクして
覚えることができました。
  1. 2007/01/04(木) 19:43:10|
  2. 計算機
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映画「硫黄島からの手紙」(2007/01/03)

映画「硫黄島からの手紙」を見ました。
太平洋戦争で、アメリカ軍と日本軍が死闘を繰り広げた
硫黄島の戦いを日本軍の視点から描いた作品です。

基本的には良作だと思います。
史実をきちんと調べてあると思いますし、
前作の「父親たちの星条旗」と比べて、アメリカ軍・日本軍
双方の視点があるところも良いと思います。
監督なりのテーマもあり、売れることのみに腐心する作品よりは
よっぽど良いと思います。

ただ、映画の表現がうまくなく、人間の細やかな心象は表現できてないと思います。
取って付けたような個人のエピソードや、
善人・悪人といった感じの人の描き方が見られます。
上に書いた日米双方の視点っていうのも、
アメリカ軍の捕虜が持っていた母親からの手紙を読んで感じいる日本人
というような表現でした。
定番な表現であるので、うまく描かないと薄っぺらく感じます。

テーマにしても、硫黄島の戦いをもっといかして描いて欲しかったです。
飛行機での特攻や、馬乗り攻撃のようなエピソードを
いれて全体を描いても良かったと思います。
  1. 2007/01/03(水) 23:55:22|
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