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水雲風

とりあえず人生を記録と妄想の吐き出しの地

映画「七人の侍」(2006/12/31)



映画「七人の侍」を見ました。
野武士に村を狙われた村人が、七人の侍を雇って村を守ろうとする話です。

ストーリーが素晴らしいですね。
3時間以上という長時間ながら長さを感じさせずぐいぐいと引き込まれます。
圧倒的な劣勢で、村を守るという義のために戦うという設定は燃えるものがあります。
そして戦いの後には虚しさが残るというのも良いです。
卑しさがありながらも、懸命にいきていこうとする農民も良いです。

三船演じる菊千代を中心としたキャラクターもすばらしいです。
全員魅力的で愛すべき性格をしています。
特に、菊千代というキャラクターは、思ったことは口にしながらも、人付き合いが苦手で不器用
ながら魅力的な存在です。

この作品が世界的な評価を受けるのも良く分かります。
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  1. 2006/12/31(日) 22:53:53|
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書籍「収容所群島1」(2006/12/30)



書籍「収容所群島1」を読みました。
ロシア革命から第二次世界大戦後くらいまでにソ連で行われた
主に政治的で、不当な逮捕・裁判について書かれた本です。
もちろんそこには、スターリンの行った大粛清が含まれ、
大部分を占めています。

それにしてもすさまじい話です。
冬戦争でソ連がフィンランドに勝てなかったのは
赤軍将校を粛清しすぎて優秀な人材がいなかったというのも、
この本を読めば、実感として納得できます。
多くの人がノルマや嫉妬といった下らない理由で捕まり
野蛮な方法で裁かれたことがわかります。
ナチスのホロコーストもまだマシに思えてきます。

また、興味深いのは、ロシアの人達が手をかすか、
関係ないと関わりをもたなかったことで、
粛清が実現され止められなかったということです。
本では原因としてロシア的な気質について書かれています。
最近のポロニウム暗殺やチェチェン紛争、学校占拠事件、
潜水艦沈没事件などのロシアの様子を見ていて思うのですが、
この気質は、根本的にあまり変わっていないように思います。
  1. 2006/12/30(土) 15:43:18|
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映画「アレクセイと泉」(2006/12/29)



映画「アレクセイと泉」を見ました。
チェルノブイリの原発事故で汚染された村の生活を描いた、日本の監督が撮った作品です。

映画の舞台の村では、チェルノブイリの事故で人が出て行き、
年寄りと青年のアレクセイ1人になってしまっています。
映画では、そこでの素朴な生活が描かれていきます。
汚染されていない水をくみに行って、家畜を飼って、
ジャガイモを掘り、時にウォッカを楽しむといった生活です。

その生活の様子は、細かく丁寧に描かれていて、すばらしいです。
村に残った人が生活を続ける理由がわかります。
ただ、それだけに美しい風景や生活の場が全て放射能で汚染されているかと思うと、
恐ろしくて悲しくなります。
リンゴや、じゃがいも、絞めた鳥などすごくおいしそうなのですが、
放射能で汚染されているのかと思うと、食べられるとしてもためらいます。
映画で、放射能についての話があまり出ずに、生活の様子が描かれるだけに
余計に放射能について意識します。

映画で描かれている素朴な生活が、放射能によって失われて行くものだと
思うとさみしく悲しいです。しかし、自然に根ざして暮らす人の営みの素晴らしさ、
力強さも感じます。
  1. 2006/12/29(金) 20:00:50|
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ズール―戦争(2006/12/17)

ズールー戦争 FLASHを見て、ズール―戦争に興味を持ちました。
が、パッと見、日本語の資料があまり見当たりません。

British Battles.com
Art Prints of Zulu War
Anglo-Zulu War - Wikipedia, the free encyclopedia
ここら辺をのんびりと見ていきましょうかね。
そのうち映画「ズール戦争」も見ようと思います。
  1. 2006/12/17(日) 22:18:57|
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戦後フィンランド(2006/12/17)

外務省調査月報 2000/No.2 に「戦後の欧州情勢の変化とフィンランドの中立政策の変貌」
があるのを知って読んでいたのですが、おもしろかったです。
ソ連を相手によくここまで戦略を立てて立派に生き残れたものだと感心します。



関連記事

水雲風:フィンランド(2006/09/03)
水雲風:「ソビエト航空戦」(2006/07/17)
  1. 2006/12/17(日) 19:48:17|
  2. 雑記
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情報処理技術者試験と年賀状(2006/12/16)

今日ポストを見たら、郵便の不在通知が入ってました。
何かと思って取りにいったら、
今春に受けたソフトウェア開発技術者試験が受かってました。
かけらも受かる気がしてなかっただけに、うれしさ倍増です。




今日はプリンタ(複合機)を買ってきて年賀状を作っていました。

uribo.jpg


年賀状のイラスト用の3Dは、最初は凝ろうかと思ったのですが、
印刷具合の調整が面倒なのでシンプルにしました。
住所はフリーソフトの「筆三昧」を使って全部印刷で
やろうかと思います。

  1. 2006/12/16(土) 20:24:35|
  2. 日記
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研究室の忘年会(2006/12/14)

今日会社で電話を取ったら
「豊田ビルの方」というのを
「トヨタビルノ」っていう名前に間違えました。
会社名かなんかだと思った、、、。ボケボケです。orz

今日は元研究室の忘年会に参加しました。
みんな元気で楽しい忘年会でした。
学生の人は、今真剣に取り組んでいることが
将来の土台になっていくということを考えて
残りの学生生活を充実させて欲しいです。

さあて明日も忘年会だー。

  1. 2006/12/14(木) 21:52:14|
  2. 日記
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映画「みなさん さようなら」(2006/12/10)



フランス映画「みなさん さようなら」を見ました。

病床で死を待つひとりの父親が、集まってきた家族や友人に看取られて
死ぬまでを描いた作品です。

人生の素晴らしさを噛み締めて、死への恐怖を感じながらも
家族や友人の中で死んでいく父親の描写が良いです。
また、反発しあう父親と息子が、お互いを受け入れていく様子もです。

それにしてもフランス映画は、論理とかぶっ飛んだ個人的な部分を描きますね。
それに、物事を単純化するのではなく複雑に描くと思います。

死の間際の人間を描いたフランスの映画では、
「ぼくを葬る」があるらしいですが、そちらも一度見てみたいです。
  1. 2006/12/10(日) 21:54:17|
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映画「ムッソリーニとお茶を」(2006/12/10)



映画「ムッソリーニとお茶を」を見ました。

DVDショップに行ってタイトルとパッケージのイタリアという言葉を
見ただけで思わず買ってしまいましたが、当たりでした。

舞台は1935年のイタリアです。
そこでコミュニティを形成して暮らすイギリス人の老婦人たちと、
コミュニティに関係するアメリカ人、
その老婦人たちに育てられた少年が話の主役です。
時代の流れは、第二次世界大戦へと向かっていき、
イギリス人を中心とするコミュニティのメンバは、
会戦後に捕らえられ軟禁されます。
この作品は、第二次世界大戦の終わりまでの老婦人たちと、
少年の成長を中心に描いています。


ストーリーは、イギリス流の信念をもって困難な時代を生きていく
人たちの話と言ったら良いでしょうか。
お互い助け合いながら生きていく
人たちが中心に描かれていて良かったです。
一人の少年の成長を描く作品としても良かったです。


この映画では国による人の違いが良く出ていて、
それぞれの国の人同士の絡みがおもしろかったです。

イギリス人の老婦人たちが強烈でパワフルでした。
なんでも噛み付くから「サソリ族」と呼ばれているというところが
非常に良く老婦人たちを表していると思います。
イギリス人っていうのは紳士淑女で、お茶を愛して気難しい感じですね。
アメリカ人を品が無いから嫌っているところがいかにもだなと思いました。

アメリカ人は、お気楽でパワフルで、
品は無いけど、自由を楽しんでいるような人たちが描かれていました。

出てくるイタリア人の男たちはほとんど情けなかった気がします。
ドゥーチェといい悪い奴でも小悪党といった程度です。
ドイツ人がハイルヒットラーやってるのに比べたら、
黒シャツ隊がドゥーチェ、ドゥーチェ騒いでいるのはお祭りにしか見えません。


映像面では、ドイツ軍の戦車がアメリカのシャーマン戦車に
マークを付けただけなのが印象的でした。
また、どこかで見た戦闘シーンだと思ったら
映画「遠すぎた橋」の映像が使われてました。
戦闘描写が中心ではないので、割り切って作ったんでしょうね。
実際、それだけでストーリーを十分に表せているので有りだと思います。
  1. 2006/12/10(日) 00:44:50|
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映画「武士の一分」(2006/12/09)

映画「武士の一分」を見ました。

毒見役を努める下級武士・三村新之丞とその妻・加世を中心に話は進みます。
ある時、食事に含まれていた毒貝を毒見して、三村新之丞が
失明してしまったことで夫婦に試練の時が訪れます。
その試練を乗り越えて、平穏を取り戻したかに見えた2人でしたが、
ある上士によってその生活は破壊されてしまいます。
三村新之丞は武士の一分を守るために、その上士に戦いを挑む、、、
という話でした。

山田洋次監督の作品なので、「たそがれ清兵衛」の期待半分、
「隠し剣 鬼の爪」の不安半分で映画館に見に行きましたが良かったです。
これは、後々DVDを買おうと思います。
映画館は、お年寄りや中年の方がほとんどでした。

この映画には、ずうずう弁や、口うるさい親戚、主人公は下級武士といった
山田洋次監督の今までの作品と同じような要素
はありましたが、"新しい"と感じさせられる作品でした。

お互いを思いやる夫婦愛・中間まで含めた家族愛がシンプルでかつ細やかに
描かれていていました。
試練に打ち勝って生きていく夫婦(と中間)の姿が心地良いです。
また、三村新之丞を演じるキムタクの演技や、生活の細やかな描写が
映画の中の空間をリアルにしていました。

この映画の中で、武士の一分とは、人が人として生きていくために
必要な誇りであると感じました。
それを守るための三村新之丞の戦いは、ある意味生きるための戦いだと思います。
でも結局は生きるために必要だったのは、
自分を理解してくれる人だったんだと思います。


映画とは直接関係ないことですが、
この映画を見る前に、身内に起きた出来事から、自分が目が見えなくなって映画が
見れなくなったら何を楽しみにしていけば良いかなということを考えていました。
そこで、映画の内容が失明の話だったので共感する部分がありました。
  1. 2006/12/09(土) 19:42:09|
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映画「ドクトル・ジバゴ」(2006/12/05)



2003年制作の映画「ドクトル・ジバゴ」を見ました。

ロシア革命の時代を生きたある詩人の半生を描いた作品です。

この前、1965年制作の方の「ドクトル・ジバゴ」を見たばかりですが、
どちらがより良いというわけではなく、比較できて面白かったです。
ただ残念なのはどちらの作品も音声にロシア語が選択できないことです。
ロシアの話で、登場人物が英語で喋っていると違和感を感じます。


2つの作品は、まずスタイルが違いました。

1965年制作の方の作品は、大通りで労働者のデモに突撃する竜騎兵とか、
雪原に遠く消えていく馬車とか、最後のダムの流れといった
やたら壮大な場面があって大河ドラマといった風情です。

一方、2003年制作の作品は、もっと身近な感じです。
また、時間が短い分、ポイントを強調してまとめています。


人の性格も微妙に違いました。
原作の小説の解釈の違いでしょうか?
話の始めと終わりのまとめ方もかなり異なります。

それにしても2つの「ドクトル・ジバゴ」を見て思ったのですが、
ロシア革命を描き出すのに、ジバゴという人物は最適ですね。
革命の負の影響を受ける"ブルジョワジー"側であり、
詩や女性を愛した"個人"という要素が強く、
医者であることから目の前の"現実"を見るという人物像です。

"労働者""全体"の"虚構"の"理想"を描いたロシア革命がジバゴを通して
はっきりと描かれていると思います。
  1. 2006/12/05(火) 22:18:45|
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「ブラッカムの爆撃機」(2006/12/03)



児童書の「ブラッカムの爆撃機」を読みました。

3つの話が収録されていて、宮崎駿の描き下ろしの漫画・イラストがついています。

○ ブラッカムの爆撃機
話の主人公は、第二次世界大戦中に、ドイツまで行く
イギリス爆撃機の無線士です。
ある時、嫌われ者のブラッカムが乗り込む別の爆撃機に事件が起きて、
亡霊が取り付いてしまい、、、というお話です。

○ チャス・マッギルの冒険
話の主人公は、第二次世界大戦中に、ドイツの空爆のために
お屋敷に疎開したイギリスの少年です。
少年の部屋の隣の部屋が過去に通じていて、、、というお話です。

○ ぼくを作ったもの
あるところに祖父が苦手な少年がいました。
でも、ある時、祖父がとっている品物にまつわる話を聞いて、、、という
短編のお話です。




"ブラッカムの爆撃機"も"チェス・マッギルの冒険"も
ファンタジックな良いお話で児童書ながらおもしろいです。
また、宮崎さんの漫画により話に入りやすいようになっています。

3作品とも戦争のことを扱っていて、その描写は凄いです。
特に"ブラッカムの爆撃機"は爆撃機の様子が凄く細かく描かれています。
また、戦争の残酷さ・恐ろしさが、ファンタジックな話の中で
下手な直接的描写よりよっぽど強く表されていると思います。

あとがきで筆者が、子供に対して、
殺菌され無菌化された政治論理のルールブックとしてではなく、
この世を生き抜くためのサバイバルキットとして役立つ、
フィクションが必要だと思って作品を書いたということが
書かれているのが印象的です。
確かにこの3作品はそのように書かれていると思います。

そういえば、戦争を背景に描かれる児童文学作品だと、
"燃えるタンカー"なんかもありましたね。ふと思い出しました。
また、"チェス・マッギルの冒険"は、シチュエーションから
"トムは真夜中の庭で"を思い出しました。
  1. 2006/12/03(日) 22:34:00|
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映画「タクシードライバー」(2006/12/03)

映画「タクシードライバー」を見ました。

ベトナム帰還兵の青年が、娼婦・麻薬・銃などが溢れるゴミためのような街の中で
タクシードライバーをしながら狂気に落ちていく話でした。

この映画がレーガン大統領を引き起こしたそうです。
ジョン・ヒンクリー - Wikipedia

映画で描かれる都会の中での孤独感、社会の歪み、狂気がリアルに感じられます。
狂った街の中での青年の狂気に共感できてしまうところがあります。
最後に青年の狂気が街に受け入れられてしまうラストといい、
いきつくところまでいってしまったような描写が凄い作品でした。
  1. 2006/12/03(日) 01:04:19|
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映画「冒険者たち」(2006/12/03)



映画「冒険者たち」を見ました。

パイロットの男、エンジニアの男、芸術家の女
の若者3人の挑戦・冒険を描いたフランスの青春映画です。

若さゆえの爆発的なエネルギーを純粋な自分の興味に使っている
ところが気持ち良いです。
その割に3人が世界とうまく噛み合っていないのも良いです。
前半の楽しさがある分、後半にかけて3人の身に起こる事はなかなかショッキングです。

フランス映画特有の音楽と映像による場面演出と、
楽しい青春だけではない虚しさの描写が良い作品でした。

  1. 2006/12/03(日) 00:57:20|
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